2009/08/26
昨年リリースした『ONLY BY NIGHT』がプラチナ・アルバムに輝いた4人組バンドKINGS OF LEONは、現在もツアー続きの日々を送っている。しかしその多忙の最中、すでに秋に向けて複数の新プロジェクトを計画すると同時に、次のアルバム制作にも視野を広げている。そのうち現時点で具体的になっているのは、ライヴDVDとリミックス・アルバムの2つの企画で、タイトルおよび発売日はまだ決定していないが、数ヶ月以内にはリリースする方向で進んでいるという。
まずライヴDVDに関してだが、これは去る7月にロンドンのO2 ARENAで行われたライヴを収録したもので、ドラマーのNATHAN FOLLOWILLによると「イギリスは僕らが最初にブレイクした土地であり、どの国のファンよりも長く熱狂的に僕らを応援してくれている。だからライヴDVDを作るにあたって、イギリス以外の公演は考えられなかったよ」とコメント。この時のショーではレアな楽曲もフィーチャーしているうえ、収録の際には撮影カメラがあることを敢えて意識しないパフォーマンスを心がけたそうで、かなり自然な映像に仕上がっているようだ。
しかしより注目度が高いのはリミックス・アルバムのほうで、制作が実現するきっかけとなったのは、JUSTIN TIMBERLAKEやPHARRELLといった大物アーティストがKINGS OF LEONの楽曲のリミックスを手掛けていることを知った時だったという。そんな状況を踏まえ、バンドはリミックス・アルバムの制作を具体化。MARK RONSON、KENNA、LYKKE LI、LINKIN PARKなどが手掛けたリミックス作品が収録されるという豪華な内容になるようだ。
その他の予定としては、アルバム『ONLY BY NIGHT』からの更なるニュー・シングルのリリースや、映画『NEW MOON』のサントラへの楽曲提供などに加え、フロントマンのCALEB FOLLOWILLは秋にアメリカ版『料理の鉄人』こと『IRON CHEF』にゲスト審査員として登場するという。
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